第21日 平塚宿~藤沢宿~戸塚宿

東海道五十三次踏破の旅第21日です。

桜もすっかり散ってしまいましたが、春の東海道へ出かけました。
前回平塚宿までたどり着き、日本橋まであと70キロ切りました。

残りを4回に分けるか、3回で歩いてしまうか、微妙なところです。
少し無理をしてでも長いアプローチを考えると短期決戦で臨みたいところです。

それに、季節も夏に入ってしまうと暑くて歩けないので、6月までに日本橋へ到着し、
秋から三条大橋へと西へ向けての旅を再開したいところです。

ということで、あと3回(3日)で日本橋を目指すことにします。

今回は、平塚宿から戸塚宿を目指します。
距離としては20キロ程度なので、これまでの事を考えると大したことは無いように思えますが、
とにかく帰りの長い長い移動があることを忘れてはいけません。

JR平塚駅前からスタートします。すぐに一里塚跡を発見。

程なく馬入橋を渡り相模川を越えます。
車でJR三島駅に到着したときはかなり雨が降っており、どうなる事かと少し心配でしたが、
曇りで、暑くも寒くもなく、ひとまずほっとしました。

戸塚までは、ほとんど国道を歩く単調な道のりです。

ほとんど桜は散っていたのですが、種類が違うのか、まだ散っていない桜を見つけると
なんだか少しうれしくなります。

藤沢宿に入り遊行寺の前で記念撮影します。
ここは沢山サクラが咲いていましたが、境内は通らず道場坂を行きます

箱根駅伝で有名ないわゆる「遊行寺の上り坂」こと「道場坂」です。

道場坂を上りきると、国道1号線のバイパスと合流します。
こちらも車は大渋滞です。車もなかなか進まず、歩いている私たちと速度は大差ありません。
同じ車に抜かれたり、追いついたり、といった感じです。

このあたりから、天気はすっかり回復して日差しが出てきました。
少し汗ばむ程度ですが、ダラダラした上り坂で、体力もこのあたりからかなり消耗し始めます。

アプローチが長くなってからは、毎回朝3時起きで、高速道路を250キロ移動。
その後に20キロ歩くのは半端ではありません。
帰りの体力を温存しておくのも忘れてはいけません。かなり辛い。

日本橋から46キロポストを発見。
あと46キロで日本橋だ!がんばろう!そんな事を思いながら、重い足を1歩また1歩と進めます。
太陽が西に傾き始めますが、自宅から遠く離れたこんなところをまだ歩いているのかと思うと
少し心細くなってきます。

もう少しで今日のゴールの戸塚です。
みんな無言でひたすら歩きます。

やっとJR戸塚駅が見えました。
踏切を渡り、今日はここで足を止めました。

東海道線でクルマを置いた三島駅前に戻ります。

ここからは、私だけの東海道との戦いが始まります。帰宅するまでが東海道。
この日帰宅したのは、夜の23時を回っていました。

何が何でも必ず最後まで歩き通してやる。
という思いだけが私を東海道に駆り立てていますが、もう後戻りはできません。

これからも私たち家族の旅を見守ってやって下さい。

■この日の道のり

■この日の歩行データ(歩数計で測定)
総歩数   42,163歩
総距離   27.40Km
消費エネルギー 1222kcal
※1日の歩数計の値です。実際の歩行距離とは異なります。

■利用した交通機関
伊勢湾岸自動車道・東名高速道路  湾岸豊明IC~沼津IC
一般道  沼津IC~JR三島駅(駅前駐車場)
JR東海道線 三島駅~平塚駅
JR東海道線 戸塚駅~三島駅
一般道  三島駅(駅前駐車場)~沼津IC
伊勢湾岸自動車道・東名高速道路  沼津IC~湾岸豊明IC

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