第1日 阿野一里塚~知立宿

東海道五十三次踏破の旅第1日です。
1月だというのにやけに暖かく、小春日和の爽やかな晴天です。

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<記念すべき最初のショット>
11時頃早めの昼食を済ませ、12時頃には自宅を出発しました。
隣町の知立の藤田屋まで散歩がてら大あんまきを買いに行こうと、
家族全員で歩いて出かけました。

車で行けば、15分ほどの距離ですが、少し前にNHKのBSハイビジョンで
「街道てくてく旅」というドキュメンタリーを見ていると、うちの前の旧東海道を
元サッカー日本代表の選手が歩いている姿が放送されていました。

このとき改めてうちの前は旧東海道なんだと実感しました。
ならば少し歩いて見ようか、そんな軽い気持ちで歩き出したのがきっかけです。

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<阿野一里塚>
あんまきを買いに・・というのは、そう言わないと子供たちはついてこないから、
餌だったのが本当のところです。

近所に阿野一里塚というものがあることは以前から知っていましたが、
この日はじめてそこに行きました。

正直なところ一里塚というものが何なのかよく知りませんでした。
旧東海道の記念碑?そんな感覚しか持っていません でした。

それに、新しいデジカメを買ったばかりで、ちょっと試し撮りもしたかったので、
歩いて出かけたんです。

きっかけはそんなところです。

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<国道1号線と23号線の合流地点>
見慣れた近所の街道を歩き、国道1号をしばらく歩きます。
名鉄豊明駅前を通過し、国道23号線との合流地点から 再び旧道へそれて
境川を越えて三河國(刈谷市)へ入ります。

橋を渡るとPASSCOのパン工場があり、何となくパンの臭いがする ような気がします。

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<PASSCO>
ほどなく、再び国道1号線に突き当たります。
わかりづらいですが、地下通路を通って国道1号線を横断します。

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<地下道を通って国道1号線を横断できます>
しばらく歩くと名鉄富士松駅があります。
このあたりからどことなく旧街道の雰囲気が漂う町並みになってきます。

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<富士松駅付近の旧東海道>
それもつかの間で、再び国道1号線に出てしまいました。
このあたりは国道1号線に出たりそれたり、らせん状に旧道は 進みます。
実は、なにも下調べをしていなかったので、どの道が旧東海道なのかよく分からず歩いていました。

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<道に迷って疲れ果てる子供達>
富士松の駅前に散策マップのような看板があったので、それをデジカメで撮影して
来たのですが、液晶画面で見直して もなんだかよく分かりません。

結局分からないまま適当に歩いてしまいました。
逢妻川を渡り知立の町に入って行きます。
本当は橋を渡ったところですぐに左に旧道はのびていたのですが、
ここでも間違えて大きく東海道を外してしまいました。

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<1号線を離れて脇道にそれる>
実はこの区間、しばらくしてからこっそりもう一度歩き直しました。
そうこうしているうちに知立宿を抜けて馬市跡の碑のある松並木に到着しました。
今日はここで足を止めました。

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<知立宿>
その後国道1号線を少しもどり、藤田屋で大あんまきを食べて名鉄知立駅まで歩き電車で帰りました。
3時間もあれば十分だと思っていましたが、何だかんだで時間は4時を回っていました。
なんだかひどく疲れました。

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<藤田屋>
こうして、でたらめな東海道の旅第1日は終わりました。
この時点では、この先の続きの予定はなく、完全踏破なんて考えてもおりませんでした。

■この日の道のり

■この日の歩行データ(歩数計で測定)
総歩数 23,896歩
総距離 15.53Km
消費エネルギー 598kcal
※1日の歩数計の値です。実際の宿場間距離とは異なります。

■利用した交通機関
名鉄本線 知立駅~前後駅

【番外編】
こっそり歩き直した日の模様です。
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逢妻川を渡ったところで、堤防の下の道を進むのが正解です。
何も調べずに行ったら、絶対に分かりませんよ。

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静かな旧街道を進みます。
しばらく進むと、元祖?あんまき屋があります。

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小松屋本家、もちろんここでもあんまきを食べました。

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藤田屋とは違って、パリパリした皮が特徴です。

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有名人のサインがたくさん飾ってありました。

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知立神社

以上

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